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エコ・ツーリズムの専門ガイドブックで紹介されたマオリの観光業者

観光業が自然環境に与える影響は、現在、世界的な関心を集めています。あらゆる観光資源が何らかの形で自然環境と関連しているニュージーランドでも、国内の観光業者が注目するべき重要課題です。

ニュージーランド国内の観光業者で環境保護活動の牽引役といえば、北島北部の「フットプリント・ワイポウア」、そして南島の「ホエール・ウォッチ・カイコウラ」を挙げることができます。この2社は、お客様に質の高いサービスを提供しながら、周囲の自然環境に対する影響を最小限に抑える努力を続けています。ロンリー・プラネット社発行の「コード・グリーン」誌(副題:エクスペリエンス・オブ・ア・ライフタイム、人生最高の体験)でも、ニュージーランドからこの2社を選び、同誌に掲載しています。

2006年に発刊された「コード・グリーン」誌は、地域に暮す人々やその生活と直接触れ合うことのできる機会を提供し、環境保護を前提としている観光アクティビティに焦点をあてたガイドブックです。同誌では環境への影響が最小であること、地元文化を反映していること、地域社会に経済的な貢献をしていること、という3つを基本的選考条件とし、世界各地から厳選した約100件の観光アクティビティを紹介しています。

「フットプリント・ワイポウア社が取り扱う観光商品は全て、コード・グリーン誌の求める基準を満たしています。私どもは、ホキアンガ地域社会への貢献をめざすとともに、環境保護に十分な配慮を払っています。そんな環境に優しいツアーですから、私どものツアーに参加いただくお客様は、美しい森林を単にハイキングするだけではなく、環境保護活動を実際に体験し、考える機会を得ることができるのです。ホエール・ウォッチ・カイコウラのようなオペレーターと同列に取り上げられたのは、フットプリント・ワイポウアにとって大変な名誉であると、感謝しています」と、同社のマネージャーを務めるコロ・カーマン氏は語っています。

南島東海岸のカイコウラで営業するホエール・ウォッチ・カイコウラは、沿岸海域に生育する貴重なクジラたちの姿を訪れる人々に紹介するツアーを催行しています。同社では、ボートで海上へと出る際は、常に「自分たちはクジラが暮す神聖な海域を訪れている訪問者である」という意識を忘れず、クジラの生息環境への影響を最小限にとどめる配慮をしています。また、同社は先住民族のマオリが所有・経営しているので、そのツアーでは、カイコウラで暮す人々とその伝統や歴史に様々な形で触れ合うことができます。

もちろん、ニュージーランドで自然環境保護に努力しながら、質の高いサービスを提供している会社は、フットプリント・ワイポウアとホエール・ウォッチ・カイコウラの2社だけではありません。観光業に従事する数多くの会社が、この2社を見習いながら、環境に優しい持続可能な観光サービスの提供に努めているのです。

 

関連リンク
その他のサイ ト
•  Footprints Waipoua
[In English]
•  Lonely Planet
[In English]
•  Whale Watch Kaikoura
[In English]